シリーズ「透析リハ」42 -「もしもの災害に備えて 「動ける体」を守るリハビリの大切さ」-
- 透析リハ
もしもの災害に備えて 「動ける体」を守るリハビリの大切さ
災害は、いつ私たちの身近で起こるかわかりません
最近では大きな地震が発生したほか、各地で大雨による被害などが相次いでいます。
ニュースを見ながら、「もし自分たちの地域で起きたら」と考えた方も多いのではないでしょうか。
災害への備えというと水や食料、避難場所の確認などが思い浮かびますが、実は「動ける体を保つこと」も大切な備えの一つです。
災害時こそ「体を動かす」ことが大切
避難所や車の中など、普段とは違う環境での生活では、座ったり横になったりする時間が増えがちです。
体を動かさない日が続くと、足腰の筋力や体力が低下し、立ち上がる、歩くといった日常の動作が難しくなることがあります。
特に高齢の方や透析を受けている方は注意が必要です。
避難所では、座ったまま足首を動かす、膝を伸ばす、時々立ち上がるなど、小さな運動でも構いません。
ただし、体調や持病によって適した運動は異なります。無理をせず、自分の体調に合わせて行うことが大切です。
透析中のリハビリも「備え」になります
当院の透析センターでは、理学療法士が一人ひとりの体調や体力、安全面を大切にしながら、透析中のリハビリを行っています。
普段から筋力や体力を保つことは、毎日の生活だけでなく、災害時に自分で移動する力を守ることにもつながります。
日頃の「動ける」が、もしもの力に
水や食料を備えるように、日頃から自分の体も備えておく。そんな視点も災害対策の一つです。
「最近、足腰が弱ってきた」「どんな運動をすればいい?」など、気になることがあれば、ぜひ理学療法士までご相談ください。
花の丘病院 リハビリテーション科 理学療法士 松川啓太



