シリーズ「透析リハ」4 ―生活活動を高めよう―
- 透析リハ

花の丘病院 リハビリテーション科 理学療法士 森優太
本日は、透析利用者さんに求められる生活活動を高めるコツについて紹介します。
『運動』は、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に行った継続性のある活動を言います。
一方、『生活活動』は、日常生活における労働、家事、通勤・通学といった活動を示しています。
- 透析利用者さんにおススメ!!生活活動を高めるコツ
① 歯磨きや家事をしながらつま先立ち・スクワット
→生活動作をしながらつま先立ちやスクワットをすることで筋力向上が期待されます。
このような いわゆる“ながら運動”は、「テレビを見ながら」「家事をしながら」など、
日常生活の中の動作にプラスで工夫をするだけで、活動量を上げることができます。
② 歩く際は早歩き・歩幅を広く
→普通のウォーキングだけでなく、早歩きをしている方が健康面において様々なメリットが報告されています。
また、早歩きに加えて歩幅を広く動かすことで、より筋肉に負荷をかけることができるので筋力向上が望まれます。
- 立ち作業で運動不足を解消?
日々の作業や就労形態が座りがちな作業や仕事である場合がみられます。このような課題に対して、立ちながら作業や仕事がおすすめです。
立ちながらの作業の消費カロリーは3時間で約150~170kcalと言われており、かつ眠気が抑えられる集中力が高まることも報告されています。
次回は、透析利用者さんに求められるに運動に役立つツール(道具)ついて紹介していきます。