シリーズ「透析リハ」7 -ストレッチ編-
- 透析リハ
本日は、透析利用者さんに求められる自宅でできるストレッチについて紹介します。
ストレッチングを行う事で、筋肉の柔軟性が高まる効果があります。本日は、ストレッチの種類と自宅で実施できるストレッチを2つ紹介したいと思います。
●ストレッチの種類
反動や動きを伴わず、持続的に関節や筋を伸ばしていく方法を静的ストレッチと言い、就寝前や運動後に実施することでケガの予防に繋がります。
●静的ストレッチの紹介
1) お尻の横側伸ばし
①座った状態で膝を曲げ、足首を反対側の足に乗せます。
②この状態で、体を前に倒して10秒とめます。
これによりお尻のストレッチが可能です。
2) アキレス腱伸ばし
①立った状態で片方の足を膝を曲げて一歩前に出します。
②後ろ足の膝を伸ばして前の足に体重をかけます。
③後ろ足のふくらはぎが伸びたところで、そのまま10秒とめます。
これによりふくらはぎ、アキレス腱のストレッチが可能です。
これらのストレッチは反動や動きを入れずにゆっくりと実施していきましょう。