シリーズ「透析リハ」8 -生活活動編-
- 透析リハ
本日は、透析利用者さんに求められる日常生活で体を動かすための工夫について紹介します。
身体活動=運動+生活活動です。運動習慣を身につけることはもちろん大切ですが、日々の生活の活動で、身体活動量を増やすことが重要となります。
- 日常生活での工夫
日常生活を送るなかで行っているさまざまな動作や活動も、意識を変えることで活動量を増やすことができます。
- 日常生活でも、工夫次第でカラダに効果的!!
・移動の際は徒歩にする(早歩き、歩幅を広く、を意識して)
・外食はあえて少し遠くの店へ
・エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使用する
・信号待ちや電車の中ではつま先立ちを
・浴室の掃除は壁や洗い場も念入りに磨く
・床掃除は、モップやぞうきんなど手作業の道具を使う
・調理のときは、つま先立ちで
・庭いじりをする
毎日の家事をこまめに、丁寧にこなすことで、「ちりも積もれば山となり」、身体活動量の増加が期待できます。