シリーズ「透析リハ」9 -フレイルを知ろう編-
- 透析リハ
本日は、透析利用者さんが知っておくべき「フレイル」について紹介します。
フレイルとは?
フレイルとは、「加齢による心身が老い衰えた状態」のことです。しかしフレイルは、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。
フレイルを評価しよう!!
以下の6つの質問で1つでも当てはまればフレイルのリスクの可能性があります。
・半年前より2~3㎏体重が減った
・以前より疲れやすくなった
・出かけるのがおっくうになった
・ペットボトルのふたを開けにくくなった
・青信号の間に横断歩道を渡りきれなくなってきた
・以前より人と会話をする機会が減った
3つの柱でフレイルを予防しよう
栄養(食・口腔機能)・運動・社会参加の3つの柱は、お互いに影響し合っています。どれか1つだけをすればいいというものではありません。3つの柱をうまくリンクさせて自分の生活サイクルに組み入れていくことが大切です。