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シリーズ「透析リハ」17  -台・段差を用いた運動編-

  • 透析リハ

花の丘病院 リハビリテーション科 理学療法士 森優太

 

① 台・段差を用いる必要性

透析患者さんのリハビリテーションにおいて、台や段差を使用した運動は重要です。この運動は、足腰の筋力アップやバランス感覚の改善に役立ちます。また、実際の生活での階段昇降や段差の乗り越えをスムーズに行うためのトレーニングとしても効果的です。

② 台・段差運動の正しいやり方とポイント

台や段差を使った運動を行う際には、正しい姿勢と安定した動作が重要です。台の前に立ち、片方の足を台の上に乗せ、体重を移動させることで下半身の筋肉を刺激します。注意点として、慎重な動作と呼吸のリズムを保つことが挙げられます。また、初めは低い段差から始め、徐々に高さを増やしていくことで無理なく運動を続けることができます。

③ 台・段差運動を続けるためのコツ

台・段差を用いた運動を続けるためには、継続と自己管理が欠かせません。運動の際には無理をせず、自分のペースで行うことが大切です。また、楽しみながら取り組むことでモチベーションを維持しやすくなります。定期的なリハビリテーションプログラムの中に、台・段差運動を組み込むことで、体力や機能の向上につなげることができます。

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