ブログ

カテゴリー:

透析リハ」19  -長距離運転または乗車時にできる運動編-

  • 透析リハ

花の丘病院 リハビリテーション科 理学療法士 森優太

本日は、長距離運転または乗車時にできる運動について紹介します。

 

① 長距離運転または乗車時の課題

長時間の運転や乗車時は、身体や精神にとって非常に負担となることがあります。
例えば遠方への受診や用事、旅行の際に、長距離移動が考えられます。
しかし、長距離の乗車時は同じ姿勢を長時間保持し続ける必要があり、筋肉の疲労や痛み、こわばりが生じる可能性があります。
今回はそのような症状を予防することを目的に、長距離運転または乗車時にできる運動について紹介します。

 

② 全身の運動

特に腰や首、肩などの筋肉にこりや疲労をもたらすことが多いです。
これを予防・軽減するために、適切な「ストレッチと軽い運動」が効果的です。運転の途中、休憩を取る際に、サービスエリアや休憩所で短時間のストレッチを実施すると、筋肉の緊張を和らげ、血流を促進させることができます。
腰をゆっくりと前後に動かす、首を左右に傾ける、深呼吸しながら手を上げるなどのシンプルな動きから始めることで、運転中の身体の固まりを解消し、次の運転へのリフレッシュとしても大いに役立ちます。

 

③ 運転時の上肢の運動

ハンドルを握る時間が長くなると、手首や肘から先の前腕部の筋肉が縮んだ状態が続き、固まりがちです。特に寒い冬は、指が開きにくくなるので、グーパー運動などで血流を促すとともにストレッチも取り入れましょう。

ページトップへ戻る