シリーズ「透析リハ」28 -ウォーキング時のポイントについて紹介編-
- 透析リハ

本日は、ウォーキング時のポイントについてについて紹介します。
姿勢
まず大切なのは「姿勢」です。背筋をまっすぐ伸ばし、目線はやや遠くを見るようにしましょう。
肩の力を抜き、腕は自然に振り、足はかかとから着地してつま先で蹴り出すように意識します。歩幅は普段より少し広めを意識すると、より全身の筋肉を使うことができます。正しい姿勢で歩くことで、体幹が安定し、腰や膝への負担を軽減する効果も期待できます。
距離
次に意識したいのは「距離」です。目標とする歩数は、個人の体力や目的に合わせて設定することが大切です。
厚生労働省が推奨する1日の歩数は8,000歩ですが、まずは無理のない範囲から始めましょう。
例えば、普段の通勤や買い物に少し歩く距離をプラスしたり、一駅手前で降りて歩いてみたりするだけでも運動になります。慣れてきたら、徐々に距離や時間を延ばしていくと良いでしょう。
場所
最後に「場所」もウォーキングの継続には重要な要素です。自宅周辺の公園や遊歩道など、歩きやすい場所を選びましょう。
自然を感じながら歩くことは、心身のリフレッシュにも繋がります。また、坂道を取り入れることで、より負荷を高めたトレーニングにもなります。
季節の移り変わりを感じながら、色々な場所を歩いてみるのもおすすめです。ただし、交通量の多い場所や足元の悪い場所は避け、安全に配慮してウォーキングを楽しみましょう。